37歳 女性 会社の寮暮らしは続きませんでした

現在30代専業主婦です。

大学卒業後にある会社に勤めましたが、その時の福利厚生に単身寮がありました。

勤務地から実家はそう遠くありませんでしたが、寮費がとても安かったこと、早く親元から自立したかったこともあり、入寮を決めました。

男子寮はいかにも寮、といった風呂共同、食事は食堂で、部屋には最低限のベッド・机・クローゼットのみというスペックでしたが、女子寮は本当にただのアパートで外から見ればそれが寮だとは気づかないような建物でした。

きちんとエントランスにはオートロックもついており、トイレ・風呂・ミニキッチンも各部屋にあって、厳しい規則なようなものもなく、一人暮らしとほとんど変わらない暮らしができるようになっていました。

ただやはりそこはあくまで寮なので、建物には同じ会社の女性ばかりが暮らしています。

中には噂話が好きな人も結構な割合でいて、「誰それは昨日は何時頃まで帰ってこなかった」と翌日の会社で話題にされたり、「誰それの部屋からこんな物音が」とか「こんなごみを出していた」だとかとにかく際限なく話のネタにされることには閉口しました。

粗大ごみでも出そうものなら「もったいない」とか「私の友人の誰それが欲しがっていたのだから先に声をかけてくれればよかった」だとか余計なことばかり言われます。

人間というのはこんなにも他人のことに興味があるのかと驚き、そしてうんざりしました。

寮費は本当に安く、貯金するためと割り切って暮らし続けてもよかったのですが、結局半年ほどで退寮しました。

その退寮についても根も葉もないことをあれこれ言われたのは言うまでもありません。

男性寮の話を聞くと、みんなで大きな風呂に入るのが楽しいだとか、朝起こしてもらえるから遅刻の心配がなくていいだとか、夜同期の部屋に遊びにいってあーだこーだとかとても楽しそうな様子でうらやましかったです。

きっと社宅というところにも同じような悩みを持つ人もいるのだろうと思い、結婚する際は相手に「勤めている会社に社宅はあるのか。

できればこの先いかなる事情があろうとも社宅には入りたくない」という旨を伝えました。

友人にも寮や社宅に入っている人がいますが、みな口をそろえて「お金のため。

それ以外にいいことは一つもない」と言っています。