40代男 12年前の地獄の自動車工場寮生活
12,3年前にある自動車工場の期間工として働いた時にそこの自動車会社の寮生活を経験したことがあります。
その自動車工場で働こうと思った動機としては単純に稼ぎたかったということで契約社員として働きだしました。
会社の場所が自宅から遠いところだったので、会社の寮で寝泊まりさせていただき車で通勤するという経験をしたことがあります。
そこの寮生活での感想を一言で言うと辛かったです。
もうああいう生活はしたくないという感想です。
その時は、まだ若かったのと稼ぎたかったという思いから我慢できたのだと思います。
夏場から入寮して冬も過ごしたわけなのですが、夏は暑く、冬は寒かったです。
特に冬の寒さは非常につらかったです。
各部屋にオイルヒーターが設置されていたのですが全然暖かくなくいつも毛布にくるまっていました。
入寮されていた方はみなさん同じだったようで、個人で電気ヒーターを隠れて購入し使用していた方もいました。
お風呂場も非常に寒く、脱衣所、浴室等も寒くてお風呂の湯に浸かってないととてもじゃないけど我慢できない状態でした。
湯で温まったらその勢いで体を洗うのですが、洗い終わったころにはもう体が冷えていてすぐに湯に浸かりたいと思う環境でした。
なので混んでいるときには湯船のなかに人がいっぱいいて入れないという時もありました。
寮での生活で一つだけ良かったのは朝、夕と食事が用意され食べられるという事だったのですが、食事の時間が決まっており時間が過ぎてしまうと食べれなくなって残業とかすると食事の時間は過ぎてしまうので、そういう時はコンビニの弁当やカップラーメンなどを食べていました。
そういう事だったので洗面所のところがゴミをすてる場所になっていたのですが、カップ麺の食べ残りの?だっりが散乱しており非常に洗面所は不衛生でした。
寮を清掃してくださる方も専門にいたのですが、人が多いので夜には凄くゴミ置き場が荒れていたのを覚えています。
次の日まで清掃の方が来てくださるまで不衛生なままでした。
そして各部屋までの廊下は昼でも薄暗く不気味な感じさえしました。
部屋の壁も非常に薄くベニヤ板で仕切ったのか?と思うほど隣の部屋の些細な音も聞こえるぐらい壁は薄かったです。
そのような環境でしたので寮で生活している人が精神的に荒れてくるという気持ちも十分に理解できました。
寝泊まりできる場所なのにくつろげないのです。
そこに入寮されている方たちは遠方から色々な理由で稼ぎに来ているので我慢して寮生活をし仕事に通うという事をみんながされていました。
今となっては昔の思い出となっていますが、もう二度とああいう生活はしたくないです。